ChaboのFF11日記+(跡地)

IfritサーバでFF11をやっていたChaborinの日記でした。

Webのアクセシビリティ

最近、社内用のFlashで作ったe-Learningコンテンツ(つまりPCで勉強できるってやつね)
の仕事(の管理だけ)をやっていて、無事に公開かなーという段になって、
社内の人から思わぬ指摘を受けた。
「e-Learningコンテンツの中身を音声で出力できないか?」っていう相談。


大昔インターネット博覧会ってやつをやった時に、Flashコンテンツの中に
Waveデータを埋め込んで音声を出力するっていう仕事をしたことがあるけれど、
テキストリーダにかけるっていう発想ではやったことがないな。
ましてObjectタグだし... 無理なんじゃない?って気で回答を送ったら、
「論点がずれています」と手厳しい返事が。_| ̄|○


その相談はいわゆる視覚障害者の方からで、いろいろ話を聞くと
Flashコンテンツもテキストリーダにかけられるよ!って話なんよね。
へぇ!すごいな。HTMLの文章を音声にするのはアリガチかなーと思ってたけど、
Flashでも対応してるんね。
ということでポインタ:
http://www.macromedia.com/jp/macromedia/accessibility/column/togoru/index_03.html


今回はもう開発完了してしまったから駄目だけど、次回からは対応することに。
で、癖で関連情報をつついて見ると・・・結構面白そうな技術かも。


富士通なんて、http://jp.fujitsu.com/webaccessibility/という
ウェブのアクセシビリティ基準も設けてるし。ぐぐってみるとまだ大手では富士通だけだ。
関連技術は日本工業規格 JIS X8341「高齢者・障害者等配慮設計指針」。
JIS X8341-3でWebページの実装方針も書いてある。あとで読んでみよ。
こういう所からWebのバリアフリーは始まるのかな...
まさか、Flashみたいなリッチコンテンツからこの分野につながるとは思わなかったよ。