出張と言うには大げさな出張(1)

出張ってなによ？と思ったら、実は都心をまたいだ向こう側での作業なだけだった。
最初、「9:30にS駅へ行ってくれ。私も同行する」とのBOSSのお言葉だけで
あとは何もなく、9:10頃に駅について、セブンで肉まん買ってだらだらしていたら、
携帯に着信。BOSSだ。
「体調悪いので遅れる。そのへんで女性の○○さんが待っているはずだから、
その人と話して先に作業をしていてくれ」


うひゃひゃひゃひゃその女性の人ってなんだよそれｗｗｗｗｗｗ
辺りを見回すとそれらしき人が２〜３人。わかんねーよ！！
だいたいこっちから声かけて、外れたらなんと恥ずかしいことか・・・
どうやらBOSSは自分に公開ロシアンルーレットをさせたがっているらしい。


とそのとき、電話をしながらこちらをちらちらと見る女性が。
もしや・・・・　きっと・・・いや、外れたら...　でもあの人に違いない。
というかダメでもいいじゃないか。どうせ旅の恥はかき捨て（違
「失礼します・・・もしかして○○さんですか？」
「あ、はい。そうです。××社のChaboさんですか？」
「あ、はい・・・よろしくお願いします」


ロシアンルーレット成功。


そうすると、その女性は自分を作業場に連れて行くという。
「作業場といってもマンションなんですけどねー。私もよくわかってないんですよ」と笑う彼女。
え、マンション??会社に作業しにいくんじゃないの？わかってないってこの人誰？
心の中にもやもやが広がっていく。なんでマンション？


（連休中シリーズ連載。つづく。）