ChaboのFF11日記+(跡地)

IfritサーバでFF11をやっていたChaborinの日記でした。

固定PTと野良PT

最近、私と同レベルで、LSメンが入ってる固定PTが2つあります。
ちょうど67あたりのレベル上げで2つほど集団があって、私もたまにゲスト参加したりしてるんだけど...
野良PTをすることが多い私は、半固定PTに入ってやってみて、そこでいろいろと考えさせられました。
固定PTのメリットとデメリットについて考えてみます。

  • 固定PT(半固定PT)
    • 常に同じメンツで戦うので、戦術が安定しやすいし、連携もばっちり。
    • 逆に言うと、一旦計算が狂ったりうまくいかない事があったとき、修正が難しい。
    • 新しい戦法を覚えられなくなる。
    • 絶対人的に外れない。
  • 野良PT
    • 毎回違うメンツで戦うので、毎回工夫をしていく必要がある。
    • 様々な戦術に触れることができる。
    • 特に力関係がないので、リーダーに決定権が集中する。
    • たまに神のようにうまい人、どうしようもなく下手な人や暴言を吐く人にあたる。



とまあ、ありていのメリット・デメリットを挙げてみました。
よくリーダーをする自分(リーダー/さそわれ率が2対1くらい)にとって、野良PTというのは、いわゆる受け身的なものではなくて、自分でPT構成を組み立てるっていう醍醐味があります。
昨日なんか、帰ったら既にさっき挙げた固定PTが2組とも別々に狩りをしています。自分もレベル上げしたかったので、さらに自分で野良PTを編成しちゃいました。


野良PTのリーダーってのはいろいろと気苦労があります。この前は久々にPTの雰囲気を壊滅させてしまったし... うーん。
メンバーの中に、自分の考えに固執する人が入ってしまうと途端にやりにくくなりますね。1人ならその人にあわせれば大体うまくいくのですが、2人いるともう大変。。。その間をとりもって6人の結束を強めるのがリーダーの役目なんだけど、、、難しい。


こういうのは固定PTではなかなか起こらないけれど、どうしても馴れ合いになってしまうんですよね。なんていうか、お互いがもうよくわかってるから、レベル上げが単純に作業になってきてしまうんですよ。誰かが都合で来れなかったりすると中止になったりして申し訳ないし...
野良だと、お互いのことをよく知らないし、ハズレを引くわけにいかないので、毎回が真剣勝負です。それでいて、楽しいPTに入ると本当に楽しいです。もちろん、無言PTでは単なる苦痛な作業になりますけどね... こういう時はさっさと解散してしまいます。


かと思うと、逆にさそわれPTの中でのちょっといい話もあります。
アタッカーに竜狩が入っていて、連携が組みにくいPTでした。いろいろな連携を試すんだけど、どうしても良い連携が組めなくて。選んだ敵も強めで、毎回戦闘後にMPすっからかんという状態でした。リーダーさんもちょっと不慣れな様子で、いろんな人が知恵を出し合うんだけどなかなかうまくいきません。
やっぱりみんなこのままじゃまずいと思ったみたいで、何戦かした後で狩り場を変更するという話になりました。
すっかり自信喪失してしまったリーダーさん、「PTに限界を感じるなら抜けていただいてもかまいません」と言いました。わかるその気持ち... こういうマズーな状態になったらつらいですよね。
そしたら、誰からともなく口々に「がんばりますよ!」とか「がんばろー!」とメンバーがお互いを励まします。あの一言で誰も抜けずに、逆にPTの結束が強まってすごく感動しました。変更した狩り場ではうまく連携もハマり、そこそこ良い稼ぎを出すことができましたしね!(変更前時給1800、変更後時給3100)


低レベル帯でリーダーをすると、どうしても「こうするのがいいよ」っていう部分でいろいろと指示を出してしまうんですよね。リーダーだから周りを先導するのが当たり前だと思って。
だけど、それだけがリーダーじゃないって思いました。リーダーがいろいろ知ってなければPTが成立しないんじゃなくて、リーダーは6人がそれぞれ持ってる知識や考えをうまく引き出し、6人がみんな良い思いができればそれでいいんだ、と。


次の日、今度は自分がリーダーやった時。人はすぐ集まったけど狩り場がなかなか決まらなくて、みんなでいろいろな意見を出し合って決めた場所でとても美味しい狩りができました。
そこでは、リーダーはみんなの意見を出し合って、最後に決断をする役割にすぎません。
それでいて、連携とかMBとか、見知らぬ6人の息がぴったり合った瞬間。
野良PTの醍醐味はここにあるんだな、って感じです。


外れを引くこともあるし、つらいこともあるけれど、私はやっぱり野良PTが大好き。