FF11の晒しと祭りの文化

Kraken Club - お祭りが近いクポ〜
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遂にというか、やっとというか、うちのサーバでもお祭りするとかしないとかいう話になってます。FF11のユーザコミュニティに興味がある者としては、簡単にでも言及しとかなきゃなーという感じで書いてます。

誰も書かない、誰も触れない

「晒されたら最後、あることないこと噂にされまくって鯖スレのテンプレ入り」などという恐怖感と、匿名の告発という密告感覚。その影響もあって、■eの批判はできても個人の晒しや批判に荷担することはないというのが、だいたいのネットゲーマーBloggerの処世術ですし、私もそんな感じです。
で、なんで今回書くかというと、晒す側、晒される側、そして何もしない側の心理が面白いなぁと思ったから。

直近の祭り

IfritサーバでE氏がなにやらむにゃむにゃしたという話題が出ています。簡単に言うと、ヘビーゲーマー向けのデュナミスという（多人数＋多回数攻略しなきゃならない）MO的な世界を攻略した時に出る貨幣アイテムを集めて、何十回も行ってみんなで共同で最強の弓を作るような雰囲気を作って彼が優先的に貨幣をもらえるような形にした。ところが、手に入れたとたんに（その武器は本人以外受け渡し不能）その攻略専用のLSを（忙しいという理由で）抜けて、他の人に対して何のフォローもしない後、また別の攻略LSに入って別の最強武器を取ろうとしているよ、という話。
私は裏とかリンバスとか、定期的な時間が必要な世界には、それぞれスポットで１回ずつしか行ってないから、うーむそうなのかーという感じでしかないのだけど、要するに自分さえ良ければ良いのは許さん！って感じで盛り上がってます。
私もE氏とは１年くらい前に１回PMあたりを一緒にやったことがあって、おーこれが！という感じでした（そんな１年前のことを覚えてるくらい当時から有名人なんですね〜この人）。PMを攻略するという利害関係が一致していたから、別に何の問題も起きなかったんだけど、確かに随所で後味悪い人だなぁ、と思ったりもしてました。

さて、そんな有名人の彼がいよいよお祭り（要するに糾弾される）という話なんですが、、、お祭りにされたほうも、ネタにして楽しんでる（ように見せている）感じで、これもまた興味深い行動だなぁと思ったり。このへんの具合に若干非女属性があるんだろうなぁ、という感じで見てます。非女が「女性的な弱さ」をキーワードにするのだとしたら、こちらは「男性的な強さ」をキーワードにしてるような感じ。

サイレントマジョリティの存在

こういう裏世界にほっとんど縁がない私でもよーく知ってるように、FF11では、かなりの人数が「知っていても沈黙」しているわけです。そして、おまけに知らないふりもしちゃう。
たとえば、先週あたり彼が「リンバス攻略します」*1というシャウトをしていたのですが、結構な時間シャウトしていたにもかかわらず、５人から最後の一人がなかなか集まらない様子でした。リンバスは少人数のMO的世界で、私もあんまり行ったことないし、野良募集はあまりない分野なので、興味がある人は結構いるんじゃないかなぁ、などと思って見てたんですが…　なかなか集まっていない様子で。
もしかして、これが「沈黙の中の無視」なのかなぁ、と。
で、目の前にE氏がいたら、その人がどんな人であるかを知っているにもかかわらず、誰もがふつうにふるまおうとするんですよね。いちいち反論しないし、自分に被害が及ぶまでは大丈夫という感じ。で、被害が及ばない範囲で「私はそんなの知りませんよ！」と。
・・・こんな存在じゃアンケート取るわけにいかないから、規模とかの話は地道に聞き回るしかないんだろうなぁ…　これはむずい。

超尻切れとんぼなので、RMTのアンケート同様、たぶん続きます。

*1:正確にはテナメスのどこか