FF11ができて、持ち歩けるノートパソコン
最近妙に「ほしい!」と思ってお熱になって、そしてすーっと消えていったのが、この「FFができて持ち歩けるノートパソコン」です。
今まで何ヶ月か考えていたこのネタ、日記とかに載せてしまうと「ほしい!」という気持ちでいっぱいになって気絶して、気がついたら通販のサイトで「お買い上げありがとうございました」なHTMLを目の前に愕然とするのではないかと思ったので、すーっと消えていった今だからこそ書きますw
なにが基準か
ひとつは持ち歩けるということ。それから、FF11ができるということ。
この2つはものすごく二律背反な条件なんですよね。持ち歩けるコンピュータは性能を重視していないから、性能を要求するFF11はうまく動かない。最近のマシンでは、3d-Analyzeというソフトを使えばだいたいのノートで動きはしますが、残念ながらとても遊べるレベルじゃないのです。
まずは「持ち歩ける」
持ち歩けるということの基準は、1.6Kg以下。これは結構シビアな線です。2Kgを越えるノートはとてもじゃないけど持ち歩けない。この基準に当てはまるノートっていうと、もういきなり狭まっちゃうんです。
- Panasonic Let's Note R3(0.9Kg, 超低電圧版PentiumM 1.2GHz, Intel855GME)
- Toshiba Dynabook SS MX(1.65Kg, 超低電圧版PentiumM 1.1GHz, Intel855GME)
- NEC Lavie Type J(1.4Kg, 超低電圧版PentiumM 1.1GHz, Intel915GM)
次に「FF11ができる」
これはまた難しい基準です。簡単に言うと、FFベンチVer3のHighで2000を越えれば「FF11がそこそこ動く」という感じでしょうか。だけどこの基準に達するためには、ビデオチップにATIのMobility Radeon9500や、nVidiaのGeForce Go 6200あたりを搭載した機種でないと難しいです。
- NEC Lavie RX(2.2Kg, PentiumM 1.7GHz, Mobility Radeon9700)
- Toshiba Dynabook SS LX(2.0Kg, PentiumM 1.6GHz, GeForce Go 6200 TE)
- Sony VAIO note Type S series(1.7Kg, PentiumM 1.73GHz, GeForce Go 6200 With TC)
あわせたものは?
ここからが問題です。どっちも相反してる。。。
この中で最も高性能(=FFベンチで高い数値が出る)ノート、NECのLavie RXです。FFベンチでもHighで3500前後を出す強者なのだけど、いかんせん大きい。重い。重いといっても2.2Kgなのだけど。うーん。
そうなると、もう非力なマシンしか残っていないのです。Intel855GMEというのは1世代前のチップセットで、ビデオ能力は大変低いです。だから、せいぜい栽培見たり競売見たりという使い方しかできません。PT戦闘なんて全然もってのほか。
この前、Intel915という新しいチップセットが出たので、ビデオ能力はかなり上がったと宣伝もしてるし、もしかしたら行けるのかな?と思ったりもしたけれど。世間の評判を聞く限り、そこまで高性能になったわけでもなさそうなのです。ベースクロックが533MHzでメインメモリがデュアルチャンネルでないと、その性能は引き出せない、と。
そうなったら、もう性能はムシして、とりあえずなんとかFF11が動くことは確認していて(FF11ベンチのLowモードで1400位)、ダントツで軽いLet's Noteにするかーと思って、いやいやそれだとFF11が満足にできないからLavie RX、いやいやそれだとやっぱり持ち歩けないから……と考えが堂々巡り。で、結局今の状態では満足するマシンを買うのは無理、という結論になって、買う気が失せてしまったというわけです。
ま、この調子なので、当分散財はしなくて済みそうです。(´∇`)
FFのみならず、ノートPCでゲームをやる話題は蹴茶さんのサイト(http://kettya.com/)に情報が豊富にありますので、興味を持った方はこちらもぜひどうぞ。
3/3追記
GeForce6200 Goのベンチ結果がぼちぼち出てきているみたいです。
だいたい、FF11Bench V3のhighで3100前後(Vaio VGN-S92)、というのが相場のようです。
Radeon mobility 9700(Lavie RXが3500程度)のほうが速い… うーん、微妙。