ChaboのFF11日記+(跡地)

IfritサーバでFF11をやっていたChaborinの日記でした。

そして新案件

1年半近く受け持っていた仕事をようやく引き継ぎ、いよいよ新しい仕事に
とりかかることに。
といってもこちらの仕事も半年近く塩漬けにしていたもので、今からいきなり
始めるには、ものすごい精神的労力が必要...
まず、自分の中の最大の問題点であるセルフコントロールから着手。
ToDoリストを作成し、課題を詰め、デイリータスクに落としこんでいく作業...
これが一番難しくて、これができればまずは動き出せるという工程なんだけど、
半年近く放置気味にしていた仕事だけあって、まずいろいろな部分のポイントを
全て洗い直すことをしなければならない。
それが終わって、ようやく外注工程に回せる。といっても外注に頼んであとは
知らないなんてことはなくて、今度は外注の品質管理・レビューが待っている。
でも第一歩を踏み出せた。
次は案件のシナリオ作りだ。
いわゆる「ペルソナ法」という、ウォータフォール式工程の進化系とも言える方式でシナリオを作成していく。
それってどんな感じかというと...
まず、これから作るこのシステムを使う人そのものをイメージする。Aさん、どの部のどの課に配属していて、女性で定時にはきっちり帰る人だとか。で、その人が実際に仕事をしていく中でどうやって使うのかを想定して、その人の1日の仕事シナリオを組んでいくという作業がメインになる。
そうやってシナリオを作ることによって、目の前の仕事や業務をシステムに乗せる時に、我々システム屋が独善的に「こう使いなさいよ」と押しつけがましくユーザに迫ることなく、ユーザの視点に立った形でシステムを作成していくことを支援してくれる。あとは、顧客にしっかりと説明していけば仕様変更スパイラルに陥らなくて済むというわけだ。
ただこの方法も決して万能ではなくて、顧客の実際の作業とペルソナのシナリオをシンクロさせておかないと、結局独善的なシステムができてしまうことになる。要は、レビューが大事というわけだ。レビュー支援ツールとしてペルソナ法を使えるようにする程度で考えたほうがいいかもしれない。